2014年8月18日月曜日

ヴァロットン展@三菱一号館美術館

少し前のことですが、ヴァロットンという画家の回顧展に行ってきました。


(同展フライヤーより)

友人にお勧めされるまで、全く知らない画家でしたが、素晴らしい企画展でした。

モノクロの版画がひときわお洒落です。
ロートレックは色遣いがお洒落だけど
ヴァロットンは線がお洒落だな、と思いました。

男女関係に対するヴァロットンの冷め切った視線については
「過去にそんなに辛いことでもあったのか?」
などと余計な心配をせずにはいられませんが
まあ、それであのような傑出した作品ができるなら、やむを得ないかな(←?)
という気もします。

油彩画は一見もったりしてるけれども、
ぎくっとする抜き差しならない感じがします。

どこか、日本画を見ているのと似た印象を受けます。

会期が長いので、
興味のある方はぜひご覧になってみてください。